corsappoi blog

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TOJ(ツアー・オブ・ジャパン)の東京ステージを家族で見に行った。息子がどうしてもというので、ボクも仕事をあきらめて出掛けることにしたのだ。
以下、あくまでもボク目線でのリポートなんだけれど、書き出したらもう止まらなくなってしまった。だから、前半と後半に分けることにした。ちなみに、雑誌で書いていた頃のようなレースリポートとはまったくの別モノなので、あまり期待しないでいただきたい。

電車を乗り継ぎ、品川駅で下車。京急デパートで用意周到にお弁当を買い込み、バスに揺られて11時半すぎに大井埠頭に到着。まだまだレースは中盤に入ったばかりという段階で、何人かの選手が逃げている状況だ。逃げの集団にはキナン橋川選手も含まれていると知り、ちょっと嬉しくなった。ベテラン選手の活躍は、ボクらの世代にとってこのうえない励みになる。頑張れ、橋川選手!
12時ちょうどに息子が「お腹がすいて死にそうだ」と騒ぎ出すので、仕方なくお弁当を食べることに。みなとが丘埠頭公園のステージ奥のベンチに腰掛け、激しく反響しまくる今中氏の実況をBGMに、優雅にランチをいただく。息子はまるでフランス貴族のように、一時間近くかけてランチを食べ終えると、今度は「もっと奥の方まで探検しよう!」と来た。昔は毎日のようにシクロクロスで攻めていたほどの勝手知ったる場所なので、息子を案内しながらも懐かしさがこみ上げてきたり。
息子はレース中であることなんかもうとっくに忘れて、やれテントウ虫がどーのとか、お次は団子虫がどーしたとか、付き合ってたらきりがない。
「もういい加減にパパは行くぞ。レース終わっちゃうもん!」と宣言してコースに戻ろうとすると、今度は「おしっこ」と来た。激混みのトイレに連れて行き、やれやれやっとレースが見られると思ったら、今度はワイフが「私もトイレ行くね」と来る。まったく何しに来たんだか……。
オーロラビジョンを臨む格好の観戦ポイントで、サイスポの吉本君を発見。彼と会うのは二年ぶりぐらいなので、それなりにいろいろと話が弾んだ。ピナレロのフルカーボンの試乗車(出来立てホヤホヤ)を持っていたので、ちょっと貸してみぃと取り上げ、飽きたので返した。もうちょっとコースを歩いてみたかったボクは、とりあえず吉本君と別れて北部陸橋方面に向かった。と、しばらくしてワイフが「ねぇ、まだ終わんないの? 帰りに水族館に寄るって言ってたけど、早くしないと終わっちゃうよ」と言い出す。完全に息子と結託している模様。ああもういいよ、と。行きなよ、と。ボクはシャトルバス乗り場まで二人を連れて行って、「ささ、乗った乗った。楽しんできなー」と手を振った。ふうっ、これでもう誰にも邪魔されずにレースを楽しめる。
すっかり身軽になったボクは、ふたたびコースに沿って歩き出した。ほどなく、リタイアしたばかりの橋川選手が自転車に跨って、ゆっくりと走ってきた。まだ苦しそうな表情だ。「やあ、久しぶり」「お元気でしたか」なんて月並みな挨拶を交わしてから、「どうした? さっきまで盛んに逃げてたのに」と尋ねた。「いや、じつは熱がひどくて……」と。ボクは絶句した。橋川らしいとも思った。熱があるにもかかわらずレースに出てしまうのも相変わらずだけど、さらにリーダージャージ擁するバルロワールドが掌握し停滞したままのレースに活気を与えようと逃げを打つ。そういう心意気に久しぶりにふれて、ボクはすぐに言葉を返すことができなかった。「連絡するよ。また会おう」とだけ伝え、まだ湯気の立ち上る背中をポンポンと叩いて別れた。
いよいよレースはゴールのときを迎えようとしていた。橋川選手と入れ替わるようにして、ラバネロの飯島選手、そしてミヤタの三船選手らが先頭集団に加わった。またしてもベテラン勢が活躍している。オーロラビジョンの近くで吉本君と再会。一緒にレースの行方を見届けることにした。
ファイナルラップ、ゴールまであと僅かという時点で、逃げていた先頭集団はついに飲み込まれた。どうなるのか……ハラハラドキドキしながらそのときを待つ。優勝はオーストラリアのサンダーソン選手。さすがオーストラリア、かのマキュエンの国である。続いてカペックのバザイエフ選手ときて、三位にはBSの宮澤選手、四位には、何と先ほどまで逃げていた三船選手が入った。後方集団に吸収された時点で、すでに脚は売り切れてしまったものと思っていたから、これには驚かされた。
ゴールした勢いのまま、三船選手がボクらのいる方に走ってきた。ふらふらしながら目の前を通りすぎる。一仕事終えたベテランの貫禄を見せる彼は、ボクのよく知っている「トホホの三船」ではなかった。四位という成績は彼にとっては不本意だったのかもしれないけれど、それでもヒーローだ。だから、久しぶりに会う彼ではあったけれど、野暮な挨拶はしたくなかった。「お疲れさん!」と小声でつぶやきながら、背中を叩いただけ。あんなので、果たして気がついたかね……。
とにかく、ベテラン選手たちが頑張っていたのは、ボクにとって本当に嬉しいことだった。橋川選手も三船選手も、とても頼もしい、いい顔をしていた。かっこよかった。いいレースを見させてもらったよ。
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2005.05.23 08:46 | corsappoi | trackback(0) | comment(0) |












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