corsappoi blog

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--.--.-- --:-- | スポンサー広告 | trackback(-) | comment(-) |
先日のエントリーでもちょっと触れたのだけれど、その歌集が出来上がった。いや、正確にはまだ「出来上がった」とはいえないな。すくなくとも、カバーは出来上がったということで。

20050202121410.jpg


一見すると何も問題はなさそうだが、外からは見えない部分、つまり中身に問題がある。
これまた専門的な話になってしまうのだけど、丁合(ちょうあい)ズレというやつで、まともな印刷屋さんなら細心の注意を払うべき部分だ。しかし、そのズレの幅が3ミリや5ミリというレベルの話ではないから、もうボクとしては空いた口が塞がらないわけだ。
で、その印刷屋というのが、またしても例の中堅印刷会社なのである。またしてもやらかしてくれたわけだ。もうさすがに会社名を公表したくなってきたね。いいんだ。もう頼まないし。
以下、そのトンチンカンなやりとりをご披露

(電話にて)
ボク:ああ、kuroといいますけど、担当の○○さんお願いします。
営業担当:はい、担当の○○ですー。
ボク:さっき届いたんだけどさ、あれだねぇ、現物は見ました?
営業担当:ええ、手元にあるので、今見てるところですが。
ボク:ウチのほうで指定したトンボの位置と、ズレまくりなんじゃないの? つまり丁合ズレってやつだと思うのね。
営業担当:ああ、それはこっちではわかんないです。工場のやったことなので。
(この時点でボクはプチを通り越して一気にブチ切れ)
ボク:だったら今すぐに来い!
営業担当:あ、いや、今日はちょっと忙しいので……。
ボク:あのさ、大日本だってトッパンだって、丁合ズレだとか本に反りが出てるとか言われたらさ、何はさておき飛んで来るよ。で、現物見て問題が確認できたら、他のものを退けてでも最優先で工場にやり直させるよ。そういう問題認識はお宅にはないわけ?
営業担当:あ、じゃあ時間ができ次第、電話させていただいて、それから伺うようにします。

(三時間後)
ピンポーン
営業担当:こんにちはー
ボク:あのさ、商店じゃないんだからいつでもいいわけじゃないでしょ? 目途がついたら、出る前に電話一本入れるのが常識じゃないのかなぁ。
営業担当:ああ、はい。そうでした。すみません。
ボク:まあいいから上がってよ。

(元データをプリントアウトした物をテーブルに広げて)
ボク:ほら、これ見て、こっちのトンボの位置と本を合わせてみてよ。ズレてるでしょ。これが丁合ズレね。印刷屋としては、こういうものを納品するというのは、恥ずかしいことなんだよ。
営業担当:はあ、たしかにズレていますね。
ボク:で、何かないの? 君の見解を聞きたいんだけど。
営業担当:ボクには詳しいことはわからないんですが、ウチの工場のやったことですので、ウチの会社の仕事としてボクは自信をもちたいんですけど。
ボク:いや、変なところに自信をもたなくていいからさ。だいたい、詳しいことはわからないなんて言うけど、君はプロじゃないわけ? しかも身内をかばいたい気持ちは理解できなくはないけど、それを客の前で言うべきじゃないでしょ? なんか常識がないねぇ。
営業担当:はい、すいません。
ボク:で、これを見て、どう対処すべきだと思うわけ?
営業担当:そうですね、プリントアウトしていただいたものを持ち帰って、上司と相談したうえで、明日以降お返事したいと思います。
ボク:あのさ、携帯持ってんでしょ? べつにウチの電話を使ったっていいけどさ、今すぐにでも電話して状況を説明して、判断を仰ぐとかいう発想はないわけ?
営業担当:あ、それが直属の上司が病院に行っておりまして、今日はちょっと……。
ボク:はぁ? 君の会社は直属の上司が休むと、機能が止まるシステムなの? 直属の上司がいないなら、その上の誰かに判断を仰げるでしょうが。

と、こんな埒の明かないやりとりを続けるのも時間の無駄だった。そもそもこんな会社に頼んだボクが悪いのだ。そうだ。そうに決まってる。悪いのはボクなのだ。ボクはひどく諦めた顔で(たぶん)彼に言った。
「君は営業なんだから、工場のほうを向いていたらダメなんだよ。あくまでも客のほうを向いて、客の立場で工場にクレームつけてもらわないと困るよ」と。ボクは彼の教育係じゃないんだけどね。
その言葉に対して、彼はこう答えた。
「はい。そうすることにします」と。
ああ、彼はこんな仕事で給料をもらっているのだ……いい会社だね。ぜひボクも働きたいよ。

やはり翌日になってから電話が来た。「直属の上司」はただただ平謝りだった。そこまでして彼を活かそうとする意図は理解できないが、もうちょっとこの仕事に精通し、もうちょっと工程管理のできる営業担当を用意してくれれば、そんなにコメツキバッタのようにペコペコしなくても済んだものを……と。

結局、本体は刷り直しと相成った。
スポンサーサイト
2005.02.01 10:22 | journal | trackback(0) | comment(0) |












管理者にだけ表示

trackback URL↓
http://corsappoi.blog3.fc2.com/tb.php/15-c1f65a95

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。